坂本 隼人さん(2021年度後期 大学院修士課程コース修了)【人文科学府】

坂本 隼人さん(2021年度後期 大学院修士課程コース修了)

■プログラム修了時の所属:九州大学大学院人文科学府修士課程
■卒業後の進路:九州内の自治体に就職

私がEU研究ディプロマプログラムについて知ったのは、修士課程に入学する時のことだったと記憶しています。卒業論文で広域的なヨーロッパの歴史を研究した自分にとって、本プログラムはうってつけと呼べるものでした。

今振り返ると、本プログラムに登録したおかげで、自身の院生生活はとても実りあるものだったと感じます。多様な講義を通じて様々な知識を得ることができたのはもちろんのこと、EUセンターが主催するイベントにとてもコミットしやすくなることも何よりの利点でした。

仏独関係からヨーロッパ地域史を紐解くという、私の修士課程での研究テーマは、そうした既存の枠にとらわれない学びの中から、生まれたものに他なりません。修士一年の夏には、ドイツで史料収集を行いましたが、今になって振り返ると、プログラムを通じて得た学びや刺激に後押しされた部分も大きかったと感じます。

プログラム修了にあたって必要となるリサーチペーパーの作成には膨大な時間と労力を要し、何度も心が折れそうになりましたが、実際にヨーロッパの地で集めた史料があったからこそ、なんとか書き上げることができました。

奇しくも今日の日本社会にあっては、EUの問題がより身近なものになりつつあります。この日本という国でヨーロッパのことを学び、研究することがより良い世界を築いていくための確かな一歩となることを願うばかりです。